日々是好日

子どもたちは、元気よく（ときに騒がしいくらい）
もうひとつのお家（学童）へ帰ってきます。

「ただいまぁ～っ」「おかえり」
微笑ましくて私たちも嬉しい瞬間です。
そうして、建物の中に着いたとたん！
「ふぅちゃんふぅちゃん……」と連呼（笑）
おのおのが一気に、おしゃべりしたいことを
たっぷり話してくれます。にぎやかにぎやか。

道中で摘んだ野の草花渡してくれたり
虫や爬虫類を連れて帰ってくることもあります。

でももちろん、元気じゃない日もあります。
疲れた様子で、本調子じゃない日も
とんでもなく虫の居所が悪い日だってあります。

いつもの様子と違う子に、声をかけてみると
思いがけずお話をたくさんしてくれることもあって
声をかけてみて良かったなぁと思うこともあります。

子どもたちの心に溜まっていた
ストレス？イライラ！？が
遊びのなかで爆発することもあります。
虫の居どころが悪い子のときは、
いつもどおり、よりほんの少し控えめに
声をかけすぎないようにしたり。

大人もそうですが、毎日、体調も気分もいろいろ。
いい日もわるい日もあって、
それぞれで、『好い（いい）』んですよね。
だから、日々是好日。

子どもは子どもの世界で
自分たちなりに、問題に直面したり解決したり
きっとうまくやっていくはずなんですよね。

私たちもそうやって、大きくなってきたんだ！
そう思うと、毎日のいろいろがあっても
子どもたちのことをさほど必要以上に心配せず
見守りたいなぁと思っています。

日々におこる、どんな小さいことも
すべてが大事なできごと。
だから、日々是好日。

学校でも学童でもお家でも、どこでもいい。
子どもたちが、どこで発散しても
ホッ　とできていいように、
大人もみんなそれぞれに
環境を整えるよう、努めたいものですね。