4月から11月……あらあら
気づけば、あっという間の8カ月ですが
学童で過ごしてきた子どもたちの時間は
とっても濃厚(と、感じてもらえていたらいいなぁ)です。
子どもたちは、日々の学童時間で、
さまざまな作品を制作してきました。
観る視点によっては、単なる工作かもしれませんが
一つひとつに向き合う子の、その姿を重ねて想像すると
まったく違うふうに見えてくるのです。
「この子は、こういうことが好きなのか」
「この表現が、この子らしいな」
「こんな表情をしながら取り組むのね」などと
支援員は、制作する子どもの姿を通じて
特性や傾向など、気づくことも多いのです。
テーマは「山と海は なかよし」
山は海とつながっていて、そのどちらもが
地球に暮らす万物にとって、大切なものですよね。
自然という未知なる世界には、
きっと存在するであろう、妖精や守り神のような存在。
そのことを想像させてくれるのが、
いま、わが学童保育所に展示している
妖精ファータとディオベンターにささげる作品たち。
この「森のなかよし芸術祭」が、
子どもたちと、見ていただくみなさんにとって
なにかの気づきと、これから大切にしたいこととの
小さな出会いになれば、嬉しいです。
12月3日(金)までの開催です。
妖精ファータの使命と、メッセージ。見に来てくれた方で、声を出して読んでくださっている人も!
ファータと仲良しのディオベンターも、自然を守る神様のような存在です
下書きから色塗りまで、「色をぬりたい!描きたい!」と希望した子どもたちが協力して仕上げた大作!
たっくさん集めた流木に、穴をあけて組み合わせて。ひみつ基地は主に6年生が手がけてくれました
ひみつ基地の足もとに、ベンターのための遊び道具のような流木作品がいくつも添えられています
自然を見守る妖精ファータのプレイパークが、たくさん!子どもたちの個性をお楽しみあれ!
逆立ちするファータも発見!きっと楽しんでいることでしょう
ベンターの卵が、こんなに!みんなのなかの、ファータとベンターの心の卵も、きっと生まれてくれることでしょう
長い時間をかけてできた流木への、おもてなし。その心に感激してしまう、このコーナーです
色とりどりの魚たちが、会場のまわりを自由に存分に、泳いでいるのでしょう
園庭で、嵐に負けて倒れてしまった木。そのことを悲しみ泣く子もいたほどでしたが、みんなの手で美しく復活!です
岩石(がんじき)に所縁のある人が見て「農作物にとっては邪魔な石や岩だけど、まもり岩と思えば一つひとつの石が違ってみえるわね」と言い残してくださいました!
プラスチックはゴミでもあるけれど、どう扱うかで、見え方も地球にとってもその存在は変わるはず