ふだん、なんとなく行っている季節ごとの行事。
子どもがいっしょの暮らしになると、改めて
行事のことを大人もちゃーんと知っておきたいなぁと
思うこともしばしばではないでしょうか?
(子どもに説明できないなぁ、の反省もあったり)
七夕は、学童でも大切にしている行事の一つです。
結婚して働かなくなった織姫と彦星に、怒った神様が
二人の間に川を作って離す……それが、天の川で
二人がまじめに働けば一年に一度、会わせてくれる、というおはなし。
もともと、中国の宮廷行事であった七夕(しちせき)が
奈良時代に日本につたわり、長い時間を経てできたそうですよ。
さて、では短冊のはじまりは? というと、
笹竹へ五色の織り糸をかけていたのが、絹の布へ変わり
高価な絹の代わりに紙へ変わった、とのこと。
七夕が宮中行事だったころは、その紙に和歌を書き書道の上達を願った
ということですが、一般庶民へ広がることで、すっかり
願いごとならなんでも! になってきましたね。
かくかくしかじか、七夕についてのゆえんが長くなりましたが
大人たちは、6月中旬頃からそわそわ。
七夕飾りの構想・試作・紙などの準備と同時に
指導員の家から立派な笹を切ってもらう手はずを整え
子どもたちは短冊へ、たっくさんの願いをしたためました。
1人10ちかく?!?願いを書いていた子もいました(笑)
みごとな飾りつけを終えた笹は
旧暦の8月7日の直前まで飾って、片づけもみんなで行いました。
願いごとは、指導員が責任をもってお焚きあげの予定です。
子どもたちの願いよ、天まで届け!!